両館は,1998年(平成10年)7月に開館しました。地面を掘る化石と星を見る天文とは「見る向き」がちがいますが,理科の分野では「地学」に属し,ともに自然界がどのようにできていて,どのように動いているかの解明をめざしています。大きく見れば共通の目標に向かっているといえます。
当面,いくつかの連携を具体化します。
●入館料の相互割引:一方の館に入館すると相手館に割引料金で入館できる(割引券発行)。
●学芸員が交代で研究紹介などをおこなう勉強会をおこなう。
●共同で「おみやげ品」を開発する(今年は,おおミニ発掘の惑星版をつくる予定)。
●プラネタリウムを博物館で,化石体験を天文台で,のように行事の相互開催をおこなう。
地球や自然の理解がより進むよう,二つのユニークな博物館の連携を深めていきます。
協定調印式の様子
右から,安久津足寄町長,澤村館長,上出館長,金澤陸別町長。