1月28-30日に、高知大学で行われた日本古生物学会第160回例会で発表をしてきました。
日本古生物学会は会員数が1000人を超える日本で最も大きな古生物に関する学会で、年に二回(年会・例会)の学術大会が開かれます。大学の先生や博物館の学芸員、アマチュアの化石愛好家、最近ではアーティストも参加するため、幅広く情報交換ができる場にもなっています。
今回はアショロカズハヒゲクジラの食べ方に関するポスター発表も行いました。見ていただいた方には「先を行っている!」と言われ、現在制作中のアショロカ ズハヒゲクジラの復元模型を早く完成させなければと言う気持ちになりました。例会の期間中は多くの参加者と、博物館や古生物に関する情報交換をすることが できました。特に夜間小集会では、研究者・博物館・アーティストが連携して作り上げたきしわだ自然資料館の特別展「モササウルス」が紹介され、各地の博物 館学芸員による活発な意見交換が行われました。当館が現在進めているプロジェクト「アショロカズハヒゲクジラの復元プロジェクト」とも関係することが多 く、参考になりました。
写真はポスター発表の様子です。